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基本生活講座の紹介[講座内容||基本生活
食
   
   
世間には、食べることだけが人生の楽しみとか、生きがいだという人がいます。多くの場合、このような人は自ら大病や難病にかかる危険を抱えて生きているといっても過言ではありません。
しかし人間は病にかかると、今度は人一倍生きたい、健康でありたいという気持ちが強くなるものです。自分の健康を顧みず食の楽しみばかりを追い求めることは、たいへん身勝手なことなのです。自分の好きなものを気ままに摂る食事ではなく、身体が必要とする栄養を過不足なく美味しく食事こそが、真の健康を支える食のあり方といえるでしょう。
当学院では砂糖を使わない料理方法をはじめ、より効果的に食を健康づくりに活かしていく方法を紹介します。
 
慢性病といわれる病人は野菜が嫌い
日本は今や食の天国といわれています。西洋料理・中華料理・エスニック料理など、世界中の料理を誰もが好きな時に好きなだけ食べることができます。しかし、その中で極度の偏食やアンバランスな栄養の食事をしている人が多く見られるのも事実で、このような人が最も慢性病になりやすいのです。慢性病患者の食事内容は、必ずといっていいほど野菜が必要摂取量を満たしていません。そのかわりに動物性の肉類や白米食、砂糖をメインとした濃い味つけを好むほか、あまり噛まずに食べられる柔らかいもの、菓子・スナック類や清涼飲料水を多く摂る傾向があります。そして食べる量や食べ方、食事時間も不規則です。このような気ままでいいかげんな食生活は、慢性病発病の大きな要因であるいわれています。従来、日本食はお米を中心とした炭水化物、野菜、豆類、魚介類をバランス良く取り入れた栄養的にも優れたものでした。日本人が世界の中でも長寿国といわれるのもこの伝統的な食生活がとても良ったからではないでしょうか。一方、日本人ほど急激に食生活を変化させている民族は世界的にも少ないとも言われます。成人病等の問題はこの急速な「食の西欧化」が大きな要因なのかもしれません。栄養のバランスにすぐれた日本の伝統的な味付けをもう一度見直してはどうでしょうか?

 

味覚障害になるかも
インスタント食品や清涼飲料水、スナック菓子などには、糖分・脂肪分・保存添加物・人工甘味料が多量に含まれています。その反面、食物繊維・カルシウム・鉄分・ビタミン・タンパク質などは殆ど含まれていません。このような加工食品はたいへん便利で手軽に食べられるというメリットがありますが、毎日のように食べ続けると次第に栄養失調になり、痩せたり太り過ぎるといった状態を招きます。また、体重の変化はあまり見られなくても体調不良などの神経症状が現れる場合があります。特に顕著なのが味覚の変化です。人工添加物の味に慣らされてしまった舌には、酢や野菜などの自然本来の味があまり感じられません。この状態を“好みの問題”として、好き嫌い、美味しい美味しくないという言葉にすり替えていくと、味覚障害という感覚の障害に気づかなくなってしまいます。

 

健康になる食べ方

食物にはカロリー(=熱量)があることは一般的によく知られています。その測定方法は、一定量の食品に対して充分な酸素を与え完全燃焼させた際の熱量を測定し、単位熱量で割ること算出されます。つまり、食物のカロリーとして表示される数字は、たっぷりと酸素を与えて燃やした際に測定されるものです。では、このカロリー数値に基づいて調理されたものを食べた場合、体内で消化吸収された数値がどれくらいになるのかご存じでしょうか。先程のカロリー測定同様、充分な酸素があれば吸収された食物はすべて酸化されます。しかし逆に酸素が足りない場合、吸収された栄養分はすべてが酸化されません。そしてその一部は乳酸等の不要なものと変質し、体内に蓄積されてしまいます。こうなると次第に体調に悪い変化が起り始めます。
私たちは日々呼吸をしていますが、その量は決して一定ではないのです。当然、呼吸量が少なくなれば、それに比例して赤血球等の働きも減少します。そのため身体が必要とする栄養分を充分に酸化できるほどの酸素量を本当に取り入れられているかどうかは正確には解らないのです。例えば、何か心配事があるときに食欲がおちることがあります。これは呼吸量が減ったために酸素の取り入れが少なくなり、その酸素量に合わせて栄養分の摂取を自然に調節しているのではないかと考えられます。しかし、この自然の原理を無視して、味覚を追い求めたり習慣に従って食事をしていると、食物からはカロリーデーターどおりの熱量が吸収されず、かえって害となってしまいます。つまり、食事量をカロリー計算に基づいてコントロールするだけではなく、その人の呼吸量を考慮して食事量や内容を増減することがとても大切なのです。

 

 

 

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