盾子先生の知恵袋
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子育てには親としての覚悟が必要ですよ
初めての赤ちゃんを持ったお母さんは、毎日が緊張の連続です。中にはゆったりと構えたお母さんもいて、そんなお母さんの赤ちゃんの表情は穏やかで微笑ましいものです。さて、順調に育ってハイハイからいよいよ立ち上がり歩き出しました。お母さんは両手を取って歩く練習をさせます。赤ちゃんも何が嬉しいのか歩き出しては転び、尻もちをつくのも楽しそうです。
さて、赤ちゃんがお母さんの手を離して、それなりに小走りをするようになると、いよいよ独り立ちです。このような動きが見えてくると、赤ちゃんのお世話で緊張し続てきたお母さんも、一安心の子育てに変わります。お母さんの話しかけも、赤ちゃんに話しかける言葉から子供への言葉に変わります。昨日まで赤ちゃんだった子が歩き出すと途端に子供に見え始めるのです。
ここからが、子供の悲劇が始まりです。早くしなさい、汚い、あっちに行っていなさい、静かにしなさい、ヒステリックな母親の声が響きます。その横で傍観している父親がいます。そして親の都合に子供を引き込みます。時にはジィジ、バァバまでが孫を引き回します。どこかにドライブに行こう、食事に、飲み会に、でもパチンコに行くのには邪魔になる、遊園地には連れて行きたい等々、親の思いつきに子供は振り回されます。時には朝早くから夜遅くまで、日曜の朝食はいきなり外食に変ることもあります。お昼はスナック菓子にジュース、或いはファーストフード。夜の9時や10時にファミリーレストランで子連れで夕食を摂っている姿を見ると、思わず親の顔を観たくなるのは私だけでしょうか。
さて、子供が走り出したとはいえそれはまだまだ赤ちゃんの段階にあります。まさに子供になろうとしている途中の段階なのです。私は少なくとも小学校を卒業するまでは、親の都合で子供を引きずり回すのはやめて、子育て中心の家庭を作るべきだと思います。自己中心的な身勝手な親は、子供を作るべきではありません。世間では、親の都合で子供が被害者になる事件が毎日起こっています。心を痛めているのは私だけではないはずです。
今の時代に赤ちゃんを持てる人は幸せです。不妊治療で大変な費用と時間をかけてやっと赤ちゃんを授かる人もいます。しかし、赤ちゃんは出来ても子育てが出来るとは限らないのが現実です。子育てに新しいとか古いはありません。流行や世間の動きに惑わせられることなく、子育てをする人に赤ちゃんは授かってほしいものと願います。
最近、孤独な子供が沢山いるように私には見えます。これは、ただ親のエゴだけで子供を引きずり回して子育てをした結果ではないでしょうか。まさしく親のご都合主義だけでは親子の信頼関係は生まれないのです。
このような子供にとっての親は、単にがみがみと怒るだけ、話しかけても携帯電話やテレビに夢中で自分の話しさえも聞いてくれない希薄な存在でしかありません。本当に親に甘えることが出来ないのです。夜遅くまで街中でたむろしている中学生は、「ウチには会話がない」という言葉を使います。あなたの家庭は大丈夫ですか。
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